おかげさまでシャンツェ2周年
代表挨拶
シャンツェ2周年!
サステイナブル・サポートが運営する就労継続支援B型事業所「シャンツェ」は11月1日に2周年を迎えました!いつもシャンツェにお心を寄せてくださっている皆様に心より感謝申し上げます!
なぜ「就労支援×保護猫」のモデルが生まれたのか、よく聞かれますが、私たちはそれまでの活動を通し、障害のある人は動物が好きな人が多い、特に猫好きが多いと感じてきました。私自身、生粋の猫好き。猫にかかわる仕事なら、頑張れる人がいるんじゃないかと思ったのがシャンツェ開所に向けた最初の想いでした。
とはいえ、動物を扱う仕事は初めて。どんな資格がいるのか、施設で配慮しなくてはならない点は何か、わからないことだらけで何年も構想を温めていました。そんな時に出会ったのが、同じ岐阜市で活動する認定NPO法人人と動物の共生センター。保護猫活動は人手も必要だし維持管理も大変と聞き、一緒にできることがあるのではないかと企画をすすめ、シャンツェは誕生しました。
障害のある人には大好きな猫を救うねこカフェ(忍者ねこカフェ猫影)の運営というやりがいのある仕事を、保護猫活動においては安定的な人手と財源を、両立できるモデルをつくろうと2年間スタッフ一同取り組んでまいりました。開所前から多くの方のお力を借りて、クラウドファンディングでは235人から4,535,000円のご支援をいただきました。
これまで2年間、多くのお問い合わせをいただきました。ご利用者の中には、1時間以上かけて遠方から通われる人もいます。毎日猫たちのお世話をすることで、最初はシャーシャーおびえていた猫たちも、だんだんと穏やかに優しい顔つきになっていきます。そんな様子を見守ることが、障害のある人のやりがいにつながっていると感じます。
猫たちは本当に個性豊か。ツンデレな子もいれば、甘えん坊の子もいるし、気が強いタイプも我が道をいくタイプの子もいます。だけどどの子も本当にかわいくて愛しい存在です。そんな猫たちを見ていると、人間だってもっといろんな個性を尊重してもらえる社会になればいいのにと思います。
また、シャンツェを開所し保護猫と関わるようになってから、福祉と動物のさまざまな問題にも直面してきました。猫を適切に飼育できない課題、自分の生活のために猫を手放さなくてはならない課題等、領域を超えて連携をしていく必要のあるケースも多くあり、福祉事業所として保護猫活動を行う私たちシャンツェが今後果たすべき役割について考えさせられます。
まだまだ課題は山積ですが、これまで以上に職員一同、猫の手を借りながらよい支援ができるよう、勤めていきたいと思います。ぜひ一度、シャンツェが運営する「忍者ねこカフェ 猫影」に遊びに来てください!ご入場料は利用者様の収入となり、障害のある人のQOLの向上につながります!
今後とも皆様のご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
代表理事 後藤 千絵
シャンツェスタッフ挨拶
11月1日でシャンツェは開所2周年を迎えます。
多くのご支援・ご協力をいただき誠にありがとうございます。
私たち、シャンツェは
「利用者さんが心地よく過ごせる事業所」
「また、来よう、と思ってもらえる事業所」
を目指してきました。
徐々に利用者さんも増え、猫がいる事業所として、「猫に会いたいから来ます」とお話ししてくださる利用者さんも増え、猫スタッフたちも、にっこりしていることと思います。
猫に囲まれながら作業をし、気が向くと、ケージの上から
作業をチェックしてくれる猫もいます。
微笑んでしまう作業中のひと時を大切にしながら、より利用者さんの力になれる事業所となっていけるよう、3年目も、スタッフ一同、仲良く力を合わせて努力していきたいと思います。
スタッフ一同