◎蔵のある町屋の宿「帰蝶」が「ぎふ女のすぐれもの」に認定されました!
2022年の「ぎふ女のすぐれもの」に、帰蝶を認定頂きました。ぎふ女のすぐれものとは、女性の創造性、岐阜らしさ、持続可能性の視点で審査をされた食・モノ・サービスです。今年は22団体から応募があり、4団体の食・モノ・サービスが認定を受けました。
岐阜県が男女活躍推進を目指し、平成30年から行われている取組みです。
https://gifujo.pref.gifu.lg.jp/gifujo-good/
帰蝶は、(一社)サステイナブル・サポートが運営する「就労継続支援B型事業所アリー」が運営しています。
ぎふ女のすぐれものでは、下記の点にご評価をいただきました。
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◎女性の参画及び女性の視点
就労継続支援B型事業所は、働きたい気持ちはあっても、心や体が整わない方が、様々な作業を通して就職の準備をされるための福祉サービスです。アリーには、精神障害・発達障害等を抱えた女性が、32名通われています。
帰蝶の運営はアリーの利用者さんと職員が担っています。女性ならではの目線でアメニティや室内の調度品を厳選し、また、きめ細やかなサービスを心掛けています。優しく、温かみのある宿となっております。
◎岐阜の特色
帰蝶は、岐阜市随一の観光地「川原町・古い町並み」に在しています。鵜飼乗船場や金華山に行くにも徒歩数分で、雄大な自然に囲まれたロケーションとなっています。また、帰蝶室内には岐阜和傘、岐阜提灯、水うちわ、美濃和紙の照明など、岐阜の伝統工芸を間近で感じられる調度品を揃えており、飲料やお茶菓子は、地産地消を目指し地元企業の製品をご用意しています。
◎持続可能な社会の実現に向けた対応
多様な面から「サステイナブル・ツーリズム」を目指しています。感染症の心配が少ない「一組貸切型」の宿としてオープン。また、運営をB型事業所の利用者が行うことで、ご宿泊料金は経費を除いた全額がアリーの利用者である障害者の収入となり、ご宿泊自体が障害者の生活を支える社会貢献に繋がります。さらに、環境問題にも取り組むべく、環境に優しい石鹸・洗剤類を使用しています。
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当日は、当団体代表理事の後藤が、古田肇岐阜県知事より認定証をいただきました。
アリー・帰蝶の取組みが広く認められ、このようなアワードに認定いただけたことに、一同大変嬉しく思っております。
いただいた認定に恥じないよう、これからも邁進してまいります。