■忍者ねこカフェ「猫影」始動!障がい者就労×保護猫活動で目指す社会課題解決!
肉球をかたどった「にゃ紋」(家紋)の描かれた門幕をくぐって扉を開けると、そこから先は猫の屋敷。
江戸時代にタイムスリップしたような部屋の中で猫たちが、天井近くのキャットウォークをサササと走り抜けていきます。そう、まるで忍者のように。
『猫影』は忍者をイメージした、まるでテーマパークのような保護猫カフェです。ここでは常時10匹以上の猫を保護し、猫カフェの運営と譲渡活動を行います。
私たち、一般社団法人サステイナブル・サポートは、岐阜市を拠点に若者や障がい者の就労支援を行う団体です。
この度、サステイナブル・サポートは、同じ岐阜市内にあるNPO法人 人と動物の共生センターさんの全面的なご協力をえて、市内の築50年の古民家を改装し、障がいのある人が働く保護ねこカフェ『猫影』を2023年2月にオープンします!
障がい者の就労支援の現場には、人と関わるのは苦手でも動物が大好きな人が多くいます。なかでも特に好きな人が多いのが、猫。働きたいと思っても、仕事として継続するのが困難な彼らを見ていて、「大好きな猫にかかわる仕事なら、頑張れるんじゃないか?」と考えるようになりました。
一方、保護猫活動の現場は、慢性的な人手不足。
保護猫活動はシェルターの賃料や猫の医療費、日常的な飼育費等の費用がかさみます。専任スタッフの雇用は難しく、多くの保護猫カフェは、ボランティアの善意や寄付に頼らざるを得ない不安定な状況で事業を展開しています。
働きたい障がい者と、安定的な事業運営を目指す保護猫活動。
この2つの社会課題を解決するために、私たちはお互いの専門性を活かし、障がい者の就労支援施設である「就労継続支援B型事業所」と「保護猫カフェ」を同時に運営していくことを考えました。
保護猫活動も障がい者支援も「大変だから」「かわいそうだから」という理由で助ける行為は、持続性がありません。深刻な課題こそ、みんなが楽しく解決に参加できる形にしたい、それが私たち流のまちづくりです。
人も動物も、障がいのある人もない人も、だれもが幸せに暮らせる社会になることを、心の底から願います。忍者ねこカフェ「猫影」の挑戦を通して、私たちとそんな未来を一緒に目指す仲間になっていただけませんか?
いただいたご支援金は、「猫影」の舞台となる古民家の改修費用として大切に使わせていただきます。皆さまの応援をどうぞよろしくお願い致します。
https://readyfor.jp/projects/nekokage (2022年9月30日に終了しております)