【登壇報告】岐阜市活性化研究所 第3回勉強会に、代表理事 後藤千絵が登壇しました


2025年6月19日(木)、柳ケ瀬グラッスル35にて開催された「第3回 岐阜市活性化研究所 勉強会」に、当団体代表理事・後藤千絵が登壇いたしました。
今回の勉強会のテーマは、「地域の“福祉”を自分ごとに」。
福祉を“誰かのためのもの”ではなく、“地域に暮らす私たち自身の課題”として捉え直すことを目的に、現場の視点と制度的な背景の両面から、多角的な学びが展開されました。
後藤からは、岐阜市における障害者就労支援の現状や、障害者雇用の現場で直面している課題、また行政・企業との連携の実際について紹介。あわせて、一般社団法人サステイナブル・サポートが運営する「ノックス岐阜」をはじめとする事業の概要や、新たな取り組みについてもご報告いたしました。
また、本人やご家族、地域との関係づくりの実際についてもお話しし、会場からは熱意あるご質問や感想を多数いただくなど、双方向の学びの場となりました。
当日は、社会福祉法人いぶき福祉会の北川雄史さんとともに登壇。
福祉制度の構造や社会保障の定義といった制度的背景にもふれながら、現在の福祉制度がどのように成り立っているのか、そしてその根底にある理念について参加者の皆さまと共に改めて考える時間となりました。
会場には、学生、企業関係者、地域住民など、さまざまな立場の約40名が参加。講演後のグループ対話では、「自分にもできること」「地域で支え合うあり方」について意見を交わし、参加者同士の学び合いが広がる、温かく活気ある雰囲気が印象的でした。

今後も当団体は、福祉や就労支援の枠を越え、地域の中で人と人がつながり、支え合える社会の実現を目指して、発信と実践を重ねてまいります。