【公開研修会を実施しました】
2024年8月27日(火)公開職員研修を実施しました。
一般社団法人サステイナブル・サポートでは、さまざまな理由で働きづらさを抱えている人の理解や支援に繋がるよう定期的に研修を行っております。
今回は、桜ヶ丘記念病院(東京都多摩市)地域連携室 精神保健福祉士 中原さとみ氏をお招きして、就労支援モデルの一つとして注目を浴びている「IPS伴走型就労支援」についてお話しをいただきました。
”IPS”(Individual Placement and Support)とは、日本では「個別就労支援プログラム」「個別職業紹介とサポート」と訳されており、唯一、科学的根拠に基づいた方法と言われています。専門家が行う手法と思われがちですが、就労支援に関わる機関・支援者においても新たな学びとなり、各々が支援に活用するイメージができました。
公開研修ということで、サステイナブルサポートの職員だけでなく、外部から支援のプロフェッショナルである14名の方が参加されました。
中原先生から学べる!と期待に胸を膨らませて参加された方や、熱心にお話を聞きうなずかれる方が多くいらっしゃいました。あっという間の90分で、まだまだお話を聞きたい、身近で学びたいと感じられたのではないでしょうか。
台風の影響でオンライン開催に切り替えることも検討しましたが、中原先生が岐阜にお越しくださり対面での開催が実現しました。
中原先生、外部よりご参加の皆様には、職員一同心より感謝申し上げます。
「本当に私は仕事に就けるのだろうか」、そんな思いを持つ人でもスタートラインに立てます。
個別支援を受けて働くことで、その先に得られるものがあり、さらに夢や目標が実現できます。
わたしたち支援者は、働きたいと願う人が仕事に就くことがゴールではなく、その先も働き続けることができるようにサポートをしてまいります。
次回の公開研修は、10月に予定しております。ぜひご一緒に学びを深めてまいりましょう。